
小説
イン・ザ・メガチャーチ
評価:5 / 5
2026年5月3日
人はなぜ、何かに熱狂するのか。
この本を読んで、その答えの一端が見えた気がした。
熱狂の正体は「物語」だ。宗教であれ、ビジネスであれ、推しであれ──人は物語に包まれたとき、気がつかな
いうちにその世界へ引き込まれていく。そして怖いのは、自分がのめり込んでいることすら気づかないことだ
。
でも著者はそれを否定しない。むしろこう問いかける。その物語を信じて進んだ方が、人生は幸せかもしれな
いと。
人はみな、何かにすがりたい。信じる対象を探している。メガチャーチはその欲求に応えた装置だ。しかしそ
れは教会に限った話ではない。あなたの日常にも、同じ構造はある。
熱狂の仕組みを知りたい人に、強くすすめたい一冊。


